目の健康を守る注目成分ルテイン。効率よく摂取するには、どんなおすすめの方法があるのでしょうか。今回はルテインの摂取方法についてご紹介します。
目の健康を支えるルテイン
ルテインとは色素成分の名前で、網膜の一部である黄斑部という場所に多く存在しています。ルテインは太陽の日光に含まれる紫外線、スマートフォン・テレビなどから発するブルーライトなどを吸収し、目のダメージを軽減。
その働きから、眼病予防はもちろん、日常的な眼精疲労などにもおすすめの成分です。
1日のルテイン摂取量の目安は
緑黄色野菜などに多く含まれるルテイン。体内に存在するルテインは加齢とともに減少していくため、食事などで補給してあげる必要があります。
通常だと1日の目安は6~10mg程度とされています。ルテインを多く含む野菜として知られるケールとほうれん草を例にあげると、6mg摂取するためには、ケールならば25~30g、ほうれん草なら60~80gが目安量となります。
おすすめのルテイン摂取法
ではルテインを摂取するには、どんな方法がおすすめなのでしょうか。ここでは食事とサプリメントについて見ていきましょう。
食事から摂取する
ルテインの摂取方法として真っ先にあげられるのが食事です。毎日の食事にルテインが含まれる野菜を取り入れてあげれば、効率良くルテインを摂取することができます。
一方で、ルテインが含まれる野菜を毎日摂り続けることは、想像以上に大変なことです。調理方法やメニューを工夫して、無理なく続けるようにしてみてください。
サプリメントで摂取する
野菜を食べるのが苦手な方におすすめなのがサプリメントです。サプリメントはルテインなどの成分を凝縮した形で販売しており、野菜などに比べ手軽に摂取することができます。
粒上で飲みやすいため人気ですが、気になるのは価格面。野菜などに比べ割高になってしまい、長く続ける場合は考慮しておく必要があります。普段は野菜からルテインを摂取し、忙しいときはサプリメントにするなど摂取法を工夫することで、効率よくルテインを摂取することができるでしょう。
組み合わせで吸収を高める
摂取方法の知識として知っておきたいのが、食べ物の組み合わせ。鍵となるのは「ルテイン+脂肪」です。
脂肪とのセットで効率アップ
食事やサプリメントから摂取できるルテインは、油などの脂肪といっしょに吸収される性質を持っています。
例えば、ほうれん草を食べるときは、バターやベーコンを加えて炒めることで摂取効率がアップ。脂肪を含む食品には肉や魚など、野菜に組み合わせやすいものが多くあるので、メニューに迷ったときはこの性質を覚えておくと便利です。
青魚+ルテインは最強コンビ!?
青魚に含まれるDHAは魚の油に含まれる成分で、ルテインと同じように目の健康に良いことで知られています。魚の油分がルテインの吸収を助けるだけでなく、DHAの持つ健康作用も期待できます。青魚+ルテインの組み合わせは、目の健康に最適なおすすめメニューです。
適量のルテインを摂取して健康な目を保ちましょう
最後に、ルテインは一度に大量に摂取したからといって、すぐに効果につながるものではありません。やはり毎日の生活の中で、目安量を補給していくことが大切です。目の健康は毎日の生活に直接関わるものだけに、ルテインでしっかりケアしてあげましょう。
今回ご紹介したおすすめの摂取方法を参考にしながら、ご自身の生活スタイルに合わせた最適な方法を見つけてください。